【コールセンター スーパーバイザー2】SVの候補を見つける3つの能力

コールセンター スーパーバイザー

こんにちは、コールセンターコンサルティングのCプロデュース 代表取締役 大木伸之です。
このブログでは、コールセンター情報や日々の出来事などをご紹介しています。

スーパーバイザー(SV)候補を見つける3つの能力

わたしがスーパーバイザーの候補を見つける時の視点として、3つの能力を優先しています。

  • 「頭の回転の速さ」
  • 「気配りができる」
  • 「自己管理ができる」

「頭の回転の速さ」「気配りができる」は、エンドユーザー(お客様)とその応対をしているオペレーターに対して発揮するためのコミュニケーション能力で、「自己管理ができる」は、オペレーターとコールセンター内の生産性・品質を管理するための、基本的な管理能力です。これらのスキルは、その人が最初から持っている能力であり、就職して社会人となって数年以上たった方々が、あとから身につけることはなかなか困難でしょう。

オペレーションを管理するためには、まず自己管理ができていなければ話になりません。実際できているスーパーバイザーは少なく、日々の業務に振り回されて「管理」は『記憶』の範囲でしか行えていません。Pドラッカーの話を引用すると「マネジメントとはまず、時間を管理すること」であり、仕事の正しい時間管理は「記憶」でなく「記録」で行い、その結果、把握できた非生産性的な「仕事・時間」を、自分の「もっとも重要なこと」の時間に割り当てることです。

サービス業に対するマインド

また基本的にはコールセンター業務は「サービス業」ですので、お客さまとオペレーターを喜ばせたい(満足してもらいたい)と思える人がスーパーバイザーなどの管理者になるべきでしょう。しかし実際は応対経験がなかったり、サービス業に対するマインドが低い方が社内事情でスーパーバイザー(またはマネージャー)候補になるケースも多く、オペレーション現場の生産性とモチベーションの低下につながっている場合が多いよう思います。

以上、 【コールセンター スーパーバイザー2】SVの候補を見つける3つの能力でした。

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記事を書いた人

大手企業、中小企業のコールセンターを運営している事業会社に対して「改善コンサルティング」「コールセンターの協業運営」サービスの提供を行い、コールセンター業界の最前線を見てきた。精通する業界はISP、通信販売、保険、クレジットと多岐にわたる。コールセンターのビジネスにおいて、”オペレーションの現場”と”経営層”までの距離をいかにコンパクトにできるかが成功への鍵であるとの持論から、実践型のコンサルティングを推進している。

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